BPM:132 Key:E♭maj 4/4 拍⼦
本楽曲は、宇宙およびロケットの打ち上げをイメージした作品
ロケットという主題を軸に地上・空・宇宙への環境の変化を表現するために、ロンド形式にて楽曲を構成した。
【こだわった点】
■⾳⾊について
ロケットの打ち上げとは、古くから⼈類が⾒上げてきた宇宙と、その時代毎の最新技術が⽤いられたロケットによる新旧の融合だと考える。
本楽曲では、古くから親しまれる管弦楽器と、最新技術によって⽣まれた Synthesizer の⾳⾊の融合をテーマに⾳作りを⾏なった。
具体的には、それぞれ管弦楽器の元の⾳⾊に Synth Brass. Synth Strings の成分を混ぜ、Synthesizer 側には Analog 系のエフェクターを刺し⾳にまろやかさを付加するこ
とで、古典的な響きと電⼦的な響きの調和を図った。
■Mix・マスタリングについて
本楽曲では楽器毎に主旋律を担当するパートを設けており、主旋律がその他のコード⾳に埋もれないように Mix を⾏なった。
私が作成した過去の楽曲では、楽器毎(トラック毎)の⾳量を都度変化させることによってメロディを⽬⽴たせる⼿法を⾏なっていたが、
本楽曲においては、楽器毎(トラック毎)の⾳量は⼀定に、楽器毎に奏法・MIDI ベロシティ・使⽤⾳源内の強弱指定をアーティキュレーションによって細かく調整す
ることで、主旋律を⽬⽴たせるようにしている。
また今回から本格的にマスタリングを取り入れており、音圧を上げつつも音の広がりを持たせることができたと感じる。
■各パートの転調について
本楽曲はエピソード部毎に転調をしており楽曲を通して様々な調に変化している。
そのため、楽曲としてのまとまりを良くするために以下 3 点の⼯夫を⾏なった。
① 転調の際には転調の前後にそれぞれの調の共通⾳や共通和⾳を使⽤し、それぞれの調を予感させることで転調をスムーズにさせる。
② 転調後にはその調の特徴⾳を主張することで、滑らかでありつつも変化したことをはっきりと伝える。
③ 各パートの頭にモチーフとなるメロディを配置する。
【改善点】
本楽曲は全て打ち込みによって制作しているが、⽣⾳による⾳の深みを表現しきれなかったと感じる。
今後は打ち込みであっても機械的にならず 、⼈間が演奏しているかのような1⾳1⾳の深みを表現できるように各楽器および DAW による表現の理解を深めたい。