Scene2 朝早く目が覚めた日

目覚ましが鳴る前に目が覚めた。 連日続いた猛暑が落ち着き過ごしやすい気温になったからだろうか。 普段よりぐっすり眠れた気がするし、何か良い夢を見ていたような気さえする。 好きなものをお腹いっぱいになるまで食べているようなそんな夢。 時計の針は半分を少し過ぎたあたりで足踏みをしている。 今日はトーストに目玉焼きを乗せてみようか。 おろしたての毛布に包まれているような幸福感の中、 そんなことを考えながら二度目の眠りに落ちていく。

作:河原啓

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